たろは昆虫好きで、毎年恒例となっているのが、そこらへんにあるカマキリの卵を秋〜春の間に取ってきてベランダに置いておくことです。
今年は7個置いておいたところ、5月末から順番に孵化していきました。
カマキリの卵と孵化の様子
以前にも書いたとおり私は昆虫が苦手だったのですが、毎年これを繰り返しているうちにカマキリを見るだけなら平気になりました。
カマキリの赤ちゃん
孵化したばかりの赤ちゃんは本当に小さくてとてもかわいいので、金魚のためにベランダに汲み置きしているバケツの水を飲もうとして溺れてしまったり、いるのに気付かずにサンダルで踏まれて潰れていたりすると、悲しくなります。
なるべくたくさんの赤ちゃんが成虫になるまで生き残れますように!と毎年母親の気持ちで送り出していますので、近くの花壇の葉にカマキリの赤ちゃんを見つけると、うちの子かも!と思い嬉しくなります。
成虫のカマキリ
夏になるとたろはせっせとお腹の大きなメスのカマキリの成虫を集め、虫かごの中で卵を産ませたい!と頑張って飼育しています。
しかし、エサを切らさないようにバッタをたくさん集めてもなかなかうまく飼育できず、未だに卵を産むまでには至っていません。
たろがカマキリを私に見せに来るので、嫌でも観察するようになりましたが、よく見るとエサを食べた後は顔を綺麗にしたり、丁寧にカマの掃除をしたりと、あまり他の昆虫には見られないような哺乳類?的な動きをするので、だんだん愛おしくすら見えてくるようになりました。もちろん触れませんが。
カマキリの寄生虫
去年からYou Tubeを見るようになって知りましたが、カマキリのお腹にはハリガネムシという寄生虫がいる場合があり、卵持ちのメスと違いがわかりません。
お尻を水につけるとハリガネムシが出てくるらしいのですが、たろはそれもやってみたいらしく、この夏もお腹の大きなカマキリ探しが始まりそうです。
ベランダで孵化したうちの子たちは大きくなってもたろにつかまりませんように…
おわり